エックスサーバーからConoHa WINGにサイトを移転する方法【WordPress】

今回は、エックスサーバーから「ConoHa WING(コノハウィング)」にWordPressのサイトを移転する方法を解説します。

合わせて読みたい
ConoHa WINGでWordPressのサイトを新しく立ち上げたい方はこちら
ConoHa WINGでWordPressのブログを始める方法

今回はエックスサーバーから移転しましたが、エックスサーバー側での作業はほとんどなしで移転できました(IPアドレスの確認のみ)。ConoHaWINGすごい。

ConoHa WINGに移転する流れ

移転作業の順番に気をつけましょう。

きちんとした手順を踏まないと、サイトを開いてもSSLエラーが表示される期間が発生してしまいます。

そこで今回は、なるべくSSLエラーのタイムロスがなくなるような方法で移転します。

以下のような流れで進めていきます。

  1. ConoHa WINGに申し込み
  2. ConoHa WINGに独自ドメインを追加
  3. ConoHa WINGのDNS設定を移転元の情報に変更
  4. ConoHa WINGでWordPressかんたん移行
  5. 独自ドメインのネームサーバーを変更
  6. 独自SSLを設定する
  7. ConoHa WINGのDNS設定をWINGの情報に戻す

それでは、手順を一つずつ解説していきます。

1. ConoHa WINGに申し込み

まずはConoHaに申し込みをしましょう。

申し込みの流れは、↓の記事「1. ConoHa WINGに申し込み」の手順をご覧ください。
1. ConoHaに申し込み – ConoHa WINGでWordPressのブログを始める方法

プランについては、ノビタさんの記事によると以下が目安になるようです。

ベーシック:月間100万PV以下
スタンダード:月間150万PV前後
プレミアム:月間200万PV前後

「1. ConoHa WINGに申し込み」の手順が済んだら、次はConoHa WINGに引っ越すサイトの独自ドメインを追加します。

合わせて読みたい
ノビタさんの記事では、ConoHaの中の人との対話形式でConoHa WINGの魅力を解説されています。
WINGのことをより深く知ることができる記事なので、こちらもぜひ読んでみてください。
【ConoHa】レンタルサーバー最速の『WING』について中の人に色々聞いてきた【当サイト限定特典アリ】 | のまのまど

2. ConoHa WINGに独自ドメインを追加

ConoHa WING管理画面の[サーバー管理]メニューにある[ドメイン]をクリックします。
サーバー管理メニューのドメイン選択画面

[+ドメイン]をクリックします。
ドメインを追加

新規ドメイン追加」を選択し、移転する独自ドメインを入力します

無料独自SSL」は今の状態では設定できません。(ドメインのネームサーバーを変更していないため)
後の手順で設定するので、ここでは「利用しない」を選びましょう

内容が確認できたら[保存]をクリックします。
ドメイン追加設定

左下に「成功しました。」というメッセージが現れたら独自ドメインの追加は完了です。
ドメイン追加成功メッセージ

3. ConoHa WINGのDNS設定を移転元の情報に変更

ここで、先にConoHa WINGのDNSを移転元のエックスサーバーの情報に変更しましょう。

補足(飛ばしても大丈夫です
この作業は、「ドメインのネームサーバーをConoHa WINGに向けた時に、エックスサーバーに残っているサイトが表示されるようにする」というものです。

DNS設定を変更した状態の図

SSL設定するにはドメインのネームサーバーをConoHa WINGに向ける必要があります。

そしてWordPressの移行・ネームサーバーの変更をすると、ConoHa WINGに移行したサイトが表示されます。

しかしSSL設定には時間がかかるので(数時間〜72時間)、このままではSSLエラーが起き、サイトが正しく表示されない期間が発生してしまいます

それを回避するために、

  • ドメインのネームサーバーをConoHa WINGに向けた時に、移行元のサイトが表示されるようにDNSを変更する
  • WordPressかんたん移行(インストール)をする
  • ドメインのネームサーバーをConoHa WINGに向ける(サイトを開いても移行元のサイトが表示される)
  • 浸透を待ち、SSL設定をする
  • SSL設定が完了したらConoHa WINGのサイトが表示されるようにDNSを戻す

という手順で進めます。
DNS設定を戻した時の図

それでは、DNS設定を変更していきます。

3-1. 移行元サーバーの情報を確認する

まずは、エックスサーバーの情報を確認しましょう。

確認するのはサーバーのIPアドレスです。

まずはエックスサーバーのインフォパネルにログインします。
インフォパネル – ログイン | レンタルサーバー【エックスサーバー】

ログインしたら下にスクロールし、「ご契約一覧」にある移行元サーバーの「サーバーパネル」に[ログイン]します。
サーバーパネルのログインボタン

サーバーパネルにログイン後、「アカウント」にある[サーバー情報]をクリックします。
アカウントのメニュー

IPアドレス(例:123.45.678.90)」を確認し、控えます。
IPアドレスの確認

IPアドレスはこの後使います。

3-2. ConoHa WINGのDNS設定を変更する

ConoHa WINGの管理画面に戻り、左のメニューにある[DNS]をクリックします。
ConoHa WINGのメニュー

ドメインリスト」から、先ほど追加したドメインをクリックします。
DNSのドメインリスト

タイプ「A(通常)」の行の名称「@」の「値」は、ConoHa WINGのサーバーのIPアドレスです。
あとでDNSを戻す時に使うので、こちらも念のために控えておきましょう。
([サーバー管理]→[契約情報]→「サーバー情報」→「IPアドレス」でも確認できます。)

IPアドレスを控えたら、右上の青い鉛筆マークをクリックします。
DNS設定画面

DNS設定を変更します。
まず、タイプ「A(通常)」の、名称が「@」と「www」の行「値」を、
移転元のエックスサーバーのIPアドレスに変更します。

次に、左下にある青い「+」をクリックして入力欄を追加し、
タイプ「A(通常)」、名称「*」、TTL「3600」、値「(移転元サーバーのIPアドレス)」にして[保存]をクリックします。
DNS設定

以上でDNS設定の変更は完了です。

 

4. ConoHa WINGでWordPressかんたん移行

注意
WordPressかんたん移行後は、サイトの移行作業が全て終わるまでサイトの変更や記事の投稿などはしないよう注意してください。
(「7. ConoHa WINGのDNS設定をWINGの情報に戻す」で移行完了が確認できるまで)

WordPressかんたん移行では、その時点での状態のサイトがConoHa WINGにインストールされます。
しかし、先ほどConoHa WINGでDNS設定を変更したので、今サイトの内容を変更しても移行元のサイトが変更され、ConoHa WINGにあるサイトには反映されないからです。
移行後の状態図

(ConoHa WINGに移行するというより、ConoHa WINGにサイトがコピーされると考えるとイメージしやすいかもしれません)

4-1. 設定対象ドメインを移転する独自ドメインに切り替える

ConoHa WINGのメニューの「サイト管理」をクリックします。
サイト管理を選択

設定対象ドメインが先ほど追加した移転するドメインではない場合、[切り替え]をクリックします。
設定対象ドメインの確認

移転する独自ドメインの左にある[切り替え]をクリックして、設定対象ドメインを移転するドメインに切り替えます。
設定対象ドメインの切り替え

4-2. WordPressかんたん移行を利用してインストール

ConoHa WINGの「サイト管理」メニューにある[サイト設定]をクリックします。
サイト設定を選択

[+アプリケーション]をクリックします。
+アプリケーションボタン

入力項目を一つずつ入力していきましょう。
WordPres簡単移行でアプリケーションインストール

①: 「アプリケーション」が「WordPress」になっていることを確認します。

②: 今回は移行するので「WordPressかんたん移行」は「利用する」を選択します。

③: 「URL」のwwwありなし、サブドメインを移行元のURLと同じものにします。

④: 移行元のサイト名を入力します。

⑤: 移行元サイトで利用していたメールアドレスを入力します。

⑥: 移行元サイトのユーザー名を入力します。

⑦: 移行元サイトのパスワードを入力します。

⑧: WordPressのデータベース名です。移行元のサイトとは別の名前です。自由に決めましょう。

⑨: データベースのユーザー名です。自由に決めましょう。

⑩: データベースのパスワードです。他の人にわからないものにしましょう。

ここで入力したデータベースの情報は控えておきましょう。

入力が完了したら[保存]をクリックします。

インストールしたドメインのステータスが「構築中」になります。
ステータスが「稼働中」になるまで待ちましょう。(30分〜数時間ほど)

構築中
稼働中
 ステータスが「エラー」になった場合
移行元の情報に誤りがあるなど、何かしらの理由で問題が発生したと考えられます。

その場合は「アプリケーションインストール」の「移行するドメイン名」の右のほうにある「ゴミ箱マーク」をクリックし、「データベースも削除する」にチェックを入れて削除し、再度インストールをやり直しましょう。

稼働中になったら、きちんと移行できているか確認します。

4-3. 移行できているか確認する

[基本設定]にある[動作確認URL]の[利用設定]をONにします。

すると、下に動作確認用のURLが表示されるので、URLをクリックしてちゃんと移行できているか確認しましょう。
動作確認URLを利用する
動作確認URLは、ドメインのネームサーバーを変更しなくても、専用のURLで動作確認ができるというものです。

自分のサイトが問題なく表示されたらインストール完了です。

5. 独自ドメインのネームサーバーを変更する

次に、独自ドメインのネームサーバーを変更します。

独自ドメインのネームサーバーを変更するために、お名前.com Naviにログインします。

5-1. ネームサーバー設定画面に移動する

ログイン後、上部メニュー最左にある[Top]をクリックします。
お名前.com Naviのメニュー

「更新手続きをお忘れではございませんか?」というポップアップが表示された場合は、[更新画面から移動する]をクリックします。
更新画面から移動する

お名前.com NaviのTopの中段あたり「よく利用されるお手続き」にある[ネームサーバーを設定する]をクリックします。
ネームサーバーを設定する

5-2. 独自ドメインのネームサーバーを設定する

今回移行する独自ドメインにチェックを入れます。
ドメインの選択

下にスクロールし、[その他]をクリックします。
ネームサーバーの選択

その他のネームサーバーを使う」を選択し、
ネームサーバー1に「ns-a1.conoha.io」を、
ネームサーバー2に「ns-a2.conoha.io」を入力し、[確認]をクリックします。
(ネームサーバー3は空のままで大丈夫です。)
ネームサーバーを入力

確認のポップアップが表示されるので、対象ドメインとネームサーバー情報を確認して[OK]をクリックします。
ネームサーバー設定の確認

「完了しました」と表示されたら独自ドメインのネームサーバーの設定は完了です。
ネームサーバー設定の完了

これでドメインのネームサーバーが変更できました。

6. 独自SSLを設定する

ConoHa WINGの[サイト管理]メニューにある[サイトセキュリティ]をクリックします。
メニューのサイトセキュリティ

設定対象ドメインが先ほど追加した移転するドメインではない場合、[切り替え]をクリックします。
設定対象ドメインの確認

移転する独自ドメインの左にある[切り替え]をクリックして、設定対象ドメインを移転するドメインに切り替えます。
設定対象ドメインの切り替え

無料独自SSLの利用設定の[ON]をクリックします。

無料独自ドメインの利用設定をONにする

成功し、ステータスが「設定中」から「利用中」になったら独自SSLの設定は完了です。

失敗した場合は、ドメインのネームサーバーが浸透しきっていないのが原因だと考えられます。
少し時間を置いてから、再度ConoHa WINGでSSL設定を行いましょう。

(ネームサーバーの浸透は数時間〜72時間程度かかると言われています。
参考: https://help.onamae.com/app/answers/detail/a_id/8081

ドメインのネームサーバーを確認する方法
ネットワークチェックツール などで確認できます。

以上でSSL化の設定は終わりです。

補足
ここで一旦、今の状態をおさらいします。

  • 移行元サーバーにはサイトが残っている
  • 移行先のConoHa WINGにもサイトがインストールされた
  • DNSの設定により、今サイトを開くと移行元のサーバーにあるサイトが表示される

という状態です。

WordPressかんたん移行とSSL設定が完了したら、最後にDNS設定を元に戻します。
DNS設定を戻した時の図
するとサイトを開いた時にConoHa WINGのサーバーに移行したサイトが表示されるようになります。

7. ConoHa WINGのDNS設定をWINGの情報に戻す

WordPressかんたん移行とSSL設定が完了したことを確認し、最後にDNS設定を元に戻します。

ConoHa WINGの管理画面に戻り、左のメニューにある[DNS]をクリックします。
ConoHa WINGのメニュー

ドメインリスト」から、移転するドメインをクリックします。
DNSのドメインリスト

右上の青い鉛筆マークをクリックします。
青い鉛筆マーク

DNS設定を元に戻します。
タイプ「A(通常)」の、名称が「*」と「@」と「www」の行「値」を、
元のConoHa WINGのIPアドレスに戻して[保存]をクリックします。
(「3-2. ConoHa WINGのDNS設定を変更する」で控えたIPアドレスです。
[サーバー管理]→[契約情報]→「サーバー情報」→「IPアドレス」でも確認できます。)
DNS設定の復元

以上でDNS設定の復元は完了です。

サイトを開くと、移行先のサイトが表示されるはずです。

↓の記事「6-2. SSL化とリダイレクトの確認」で、SSL設定がちゃんと反映されているか確認しましょう。
6-2. SSL化とリダイレクトの確認 – ConoHa WINGでWordPressのブログを始める方法

くまぺ
以上でサイトの移行作業は完了です!お疲れ様でした:3



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